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弘中塾と称して勉強会を多くの企業で実施させていただき,多くの皆様にご参加いただいています。下のご感想は塾に参加された皆様の生の声の一部です。同じ話をしても社員の関心は様々で,理解や反応もさまざまです。時にはさらりと話した部分に大きな反響があることもあります。実際多くの皆様に研修内容を受け止めて頂き,実際の企業活動に活用していただいているようです。これも私には楽しみの一つです。社内教育を検討されている皆様の参考になればと思いいくつか載せて見ました。

製造統括 部長
 今まで生産性に主眼を置いた研修に余り力を入れてこなかったということと,年間を通じて同じテーマで研修を行う事がなかったため,今回の研修は大変意義があったと感じています。本当に長い間有難うございました。

製造統括 課長
 全く知らなかったことや,耳が痛くなるようなことを話していただき,非常に刺激的で興味深い研修となりました。考え方一つ,見方一つで全てが変わると言うことを学ぶ事が出来ました。機会があればあらゆる工場の工夫ある取り組み,仕組みとうも知りたいと思います。

製造 課長
 今回の研修において生産体制におけるムダを生産性につなげる切欠を教えていただいたと感謝しています。私の部下は非常にまじめで仕事も真摯に取り組んでいますが,全く新しいことを創造する事が出来ず受身的です。これは我社の風土であるとも認識でき,私自身もこの考え方から脱却することに時間が掛かりました。「労働時間長」=「美徳」とする考え方は中小企業にありがちで我社もその部類に位置づけられます。会社の発展が社員の幸せにつながるよう,これからも「マネジメント」を活用し,生産性向上に寄与していきたいと考えています。

製造 主任
 幅広い視野を持って考える重要さを知りました。最も印象深かったのは天板乗せ数の話です。ホイロで製品がくっ付きロスが発生するために,流量を下げて対応をしていたが,そのために生産時間が延びて賃金が上がる事実があり。ロスの発生による損失と生産時間延長による労務費の増大の関係を考えなければならないと言うことです。
 当たり前のようにしていた事柄が,他分野ではありえないような,レベルの低いことであるという事に気付いたのが収穫です。パン屋がいかに古い時代の流れのまま進んでいるか学べました。

製造 課長
 研修 講義いただき誠に有難うございました。当初は恥ずかしながら言葉の意味も知らず分らない事が多かったのですが,研修を受けるに当たり生産性という製造業の基本が分ってきました。
 製パン業は製造業の中でももっと改善できる箇所が多くあり,考え方を変えれば伸びる業種であると考えています。私が担当する課でもまだまだ改善する余地があり一つ一つの問題の(ボトルネック)解決しつつ生産性の向上につなげたいと考えます。

製造 課長
 通常食品そのものに関する研修が多い中,他企業や他業種を盛り込んだ内容に興味を持って学ぶ事が出来ました。また改めて外部の知識が乏しいと感じました。今後はパソコン等の情報の収集で,生産活動に生かして行きたいと考えます。他企業でこのような研修を行って,実際の生産性の向上に,どの程度実績が上がったか興味があります。

製造
 所属の工場は規模としては大きい工場ではありませんが,弘中塾で得た知識・考え方を現場に持ち帰り,生産性の向上(必要・不必要な作業の見極めを含め)につなげて行きたいと思います。
 これまで聞いた話はラインでそのまま実践できるもの,時間がかかるものもありますが,今まで当然と考えていたラインの現状にも盲点があり,まだまだ生産効率を上げれるムダ,しなくて良い仕事が多くあると感じていますので,今回の研修で改めて気付かされたことではありますが,これから実践していこうと考えています。
 ラインの実際の労働量とそこに携わっている作業者の仕事量のグラフは大変参考になりました。これを参考にラインへのデータ指標に示し,雇用・就業時間面等の適正化を図って行きたいと考えています。作業基準や設備の設定基準は,まだまだ完全ではないので,これより基準を明示し標準作業と作業の質の改善に努めていきます。

製造 課長
 今回の話を聞いて,自分の会社はまだまだ発展途上だと痛感しています。いくら近代的な設備を持っていても,中身が古く革新的なことが考えられない風土だと思います。一部の人には目標を持って向上心を強く持つ人もいますが,構成メンバーの殆どが,今日,明日の仕事を見てそこさえよければ,それでよしとする風土が製造にあります。働くことによって何か達成して次のステップに上がって行きたいと考える夢がもてないのかと思います。
 管理職が自らの夢が語れて,共通の目標があり,その目標のために一緒に頑張れるようにならないと,生産性も上がるはずがないとおもいます。今回の最後の話でインタンジブル・アセットとして,人材についての話がありましたが,まさにその人材が不足しています。 夢を持った人材を大きく育てて活気ある会社にしたいと思います。将来の楽しみのある会社にすることです。次の機会には人材開発の話を聞きたいと思います。

製造 課長
 昨年から再度進めていますTPM活動(生産設備総合効率のUP等)に非常に参考になりました。食品製造業として,もっと構造的に,あるいはもっと入口(設計や購買,規格等)から,注力していかなければならないと,改めて痛感致しています。厳しい指摘もありましたが,貴重な話が多く,良い刺激であり,今後の体質改善,生産性向上に是非生かして参りたいと思います。

製造
 私は異動があって,途中から研修に参加させていただきましたが,生産管理の仕事をしていく上で,重要なことをたくさん勉強することが出来ました。またCSRについての話等,今まで触れてこなかった内容についても知る事ができて非常に興味深かったです。(もう少し聞きたいところです。) 時に難しい質問やダメ出しが飛んできたりもしましたが,良い刺激となり,もっと勉強しないといけないなと痛感させられました。これからも良い会社にしていけるように,仕事をしていきたいとおもいます。

生産技術
 当社の工場では,まだまだ生産性向上を進める事ができる。改善のネタは山ほどあることに気付かされました。中でも標準作業書(誰が見ても分る内容,文書,図化)を作成し,都度改訂していかなければならない。作業者の繰り返し作業の動作の軽減などポイントの一つと思います。
 ISOなど「食品衛生」の回が,ちょうどAIBや環境のことで対応に追われていたこともあり,興味を持てました。ときどきテーマを脱線した話に興味部会内容がありました。今後このような機会があれば,会社を動かす「経営学」的な内容の講義を受けてみたいとおもいました。

企画開発 課長
 食品製造業の「労働の質」は向上しているのに,労働生産性は低下している。この話に大変驚くと同時に,思い当たるところが多く,自分ももっと生産性についての勉強を進めなければならないと感じました。
 講義の中であったように,いわゆる"マテハン”の研究は余りなされていないのは事実です。ある程度局所的な改善は現場レベルで行なうことはありますが,全社的にマテハン縮小について取り組むことは少ないのが現状です。2つの写真が示すコンベアラインが示す”ライン”の意味の違いを理解することが出来,これからの工場運営をするときの目の付け所を変えていかなければならないと感じました。
 商品開発業務の"効率”とは,どういった数値尺度にするのが適正なのでしょうか?一定期間の提案数,又は提案商品の初月売上額,あるいは製品の販売期間(寿命),色々な切り口がありますが,開発部員一人一人が自分の数値として捉えられる指標を考えてみたいと思います。

品質管理部
 特に品質管理の講義が印象に残っています。当社の品質管理は食品衛生の観点からスタートしており,本来のQCとは異なっています。標準偏差値等の言葉は知っていても,有効活用できていない部分があるので,今後活用して行きたいとおもいます。 次には,機械メーカーなど異業種の品質向上の取り組み,特に新製品の生産スタートまdの品質向上の取り組みについてお話を聞けたらと思います。

購買部
 自分としては当たり前と思っていた,根本的な部分の問いかけが多く,思い込んでいた様々の事について考えさせられました。特にパラダイムシフトの回が私にとってはとても印象的で忘れられない内容になりました。新しいパラダイムをいち早く見つけ,潰さずに育てていくと言う所で,実際には難しい部分があると思いますが,それをやらないと未来はないと思いました。

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